オリテックは、全国のオーダーチェーン、アパレル各社様を主要顧客とした
イージーオーダー・パターンオーダースーツおよびオーダーシャツの縫製工場です。
最大の特徴は、一般に縫製工場は分業化され「上衣工場は上衣だけ。下衣は外注」というケースが多い中、上衣・下衣とも全て自社にて一貫生産をしている点。
更には、スーツに加えてオーダーシャツの縫製まで一貫して行っているところが最大の特徴です。
オーダースーツ・シャツ販売は、お取引先様ごとに違ったパターン、ディテールを使用するため、これに対応し縫製工場の使い分けをしなければならず、煩雑ですが、当社ではこれを一本化できるところが最大の強みです。
工場は、国内に6拠点。プラス海外協力工場2拠点
6つの拠点にて皆様のオーダーをお待ちいたしております。
それぞれの特徴は次の通りです。
オリテック青森
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6000坪の敷地には最新の自動倉庫、CAM、ハンガーシステム等を備え、高品質と短納期を実現した国内有数のハイテク縫製工場です。
上衣は日産220着、下衣は日産210着の縫製を行い、データ処理は1日500着のCAD入力処理を行えます。
※旧第1・第2工場はそれぞれ第1倉庫、第2倉庫として稼働しています。
日本の縫製業を取り巻く環境は、コスト(品質)要求と人口減による職人不足に直面し危機的な状況です。
その中で当工場では徹底的なIT化、省力化を行ない、生産効率を上げることで生き残りをかけた投資を行いました。
具体的には次のようなことが挙げられます。
■取引先との相互データ通信による省力化
従来は紙媒体を使った受注体制でしたが、取引先とデジタル連携することで、入力時間の短縮、入力ミスの削減を実現しました。
夜間自動マーキング |
CAM裁断 |
IT力を活用して省力化した余力はパターン作成など人間でしかできない業務に当てられます。
この結果、一般に2月ほどかかるパターン作成(グレーディング)作業が当社では2週間程度で実施可能になりました。
生産効率を上げるために導入したシステム。 |
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田舎館工場では、縫製オペレーターの負担軽減のため、流れ作業で行う縫製工程にハンガーシステムを導入することで、工程内の運搬等の省力化に勤め、省力化を推し進めています。 |
オリテック新潟工場
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一般に縫製工場はそれぞれ棲み分けがなされるため、スーツ工場がシャツ工場を兼ねることはありませんが、オリテックはこれを実現しております。
生産能力は日産350枚
従事するスタッフは約70名。
シャツ縫製は、縫製に使用するミシンも、CAD・CAM等コンピュータシステムもスーツ縫製とは違うため、全て独自設計。
CAD入力から縫製まで、青森工場の機能を利用せず、全て自工場内で行っています。
平成20年に新設したオリテックグループの中では最新設備の工場です。
ご参考:新潟県胎内市はこんなところ。→ 胎内市観光ナビ
オリテック山形工場
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熟練工をそのまま引き継いだため、早期操業が実現できました。
現在の生産能力は上衣製造で日産80着
働くスタッフはCAM裁断の要員を含め約70名です。
山形工場では、青森第2工場でCAD入力したデータをNet経由で読み取り、CAM裁断およびその後の上衣縫製を行っています。
ご参考:山形県新庄市はこんなところ。→ 新庄祭り
オリテック秋田工場
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こちらも熟練工が残りましたので早期操業が実現できました。
現在の生産能力は下衣製造で日産160本
働くスタッフは約40名です。
山形工場の上衣生産能力(日産80着)と比べ、秋田工場の下衣生産能力(日産160本)が多いため、余剰生産能力は、同業縫製工場からの委託縫製や を受け付けています。
ご参考:秋田県大仙市はこんなところ。→ 日本一の大曲花火
北京協力工場は、設立当初オリテックグループの出資があったため最も親密な海外協力工場の1つです。(縫製能力日産:300着)
海外協力工場利用のメリットは、パターン(型紙)データを国内にてCAD処理にて行ない、CAM(裁断)から先の縫製のみ海外工場にて行うことで、海外へ頭脳流出することを防ぎつつ、人件費の安い海外にて縫製できること。
これにより国内と同一パターンを用いて廉価版を作ることが可能となり、販売店様の多面な価格戦略のお手伝いが出来ることです。
またご要望に応じ、弊社が煩雑な輸出入の事務代行を行うことや、弊社が仲介することで円建て決済も可能となります。
大連協力工場は、過去に大手セレクトショップ等の縫製を担っていたこともあり、ファッション感度には定評があります。
当社とは10年以上の取引で良好な関係を築いており、内容的には北京工場同様の対応が可能です。
価格帯・アイテム・納期に合わせて ことも可能です。